用　途
 
プロフェッショナルレベルのパルスインダクション方式とグランドバランス調整機能により従来より更に深く探知する能力を備えたモデルです。検知しにくい土質でもパルスインダクション方式は優れた能力を発揮します。標準装備の30cm径ループアンテナが従来の探知深度より深い能力を可能にしました。

操作盤機能
 
探知作業の専門家が納得するパルスインダクション式の深層探知用金属探知機。ミネラル化した探知が困難な土質でもパルスインダクション機能で効率よく探知作業を行えます。
 
■ Full Auto Ground Balance
グランドバランス機能が自動的に調節を行い最適な設定をしてくれます
 
■ Adjustable Pulse Delay 　アジャスタブルディレイ
金を探知するのに最適な10msから埋設管、鉄基礎等が探知しやすい25msまで調整が可能
 
■ 3 Way Conductivity Select 　３段階検知方式
Low Conductive Target そしてHigh Conductive Target そしてその両方が混在する土質でも探知が可能になりました
 
■ Threshold スレショルド
深い場所にある小さな埋設物もThreshold Control機能で正確な反応音で知らせます
 
■ Frequency Control 周波数調整機能
高圧線傍での作業や電磁波など外的要因で作業が難しい環境でもFrequency Control機能で効率良く作業を行えます。環境に合わせた周波数を選択する事が出来ます
 
■ Battery Life LED バッテリー残量警告LED
バッテリー残量はLEDで正確に標示します。赤、黄色、緑の三つのLEDが点灯しているときは電池の残量がFULL。赤、緑の二個の時は残量がもう直ぐ無くなるので注意。赤が点灯したら直ぐに充電が必要。充電は７時間で完了します。Conductivityモード設定の目安ですがLow - 小さな金属の破片や硬貨程度の大きさの場合にはLow。High設定の場合は大きな鉄の埋設物、配管、基礎、タンク用に設定してください
 
■ Frequency Switch 周波数切り替えスイッチ
パルスの周波数を3.25kHzから3.37kHzの間で調整しながら周りからの電磁波などの影響を調整します。　これを調整しながらスピーカーから出る反応音を一定にします
 
■ Pulse Delay パルスディレイ

単位はμS（マイクロセコンド）で表記しますが、探知機から出るパルスの速度を10μSから25μSの間で調整をします。Gainは地面から出る信号を調整する機能ですが上げすぎるとオーバーロード(過電流）状態になり破損の原因になりますので丁度良いレベルでの使用が大切です
 
■ Threshold スレショルド
スピーカーから出る音の調節に使用します。音が大きすぎたり途切れたりピーピー鳴りすぎる場合は、Threshold以外にGainを下げることも大事です。
 
 
クイックスタート用設定の方法
 
１．GEB トグルスイッチをONにし Ground Balance と　Variable Audioを機能させる
 
２．Ground Balance ツマミをレベル8位にする　（この位置で殆どの土質で使用可能）
 
３．Pulse Delayを目盛10にする　(10μSがLow伝導の土質に向いてます）
 
４．Gain ツマミを6にする　（オーディオが安定している場合は少しあげる）
 
５．Power ToggleスイッチをON （これはLock用スイッチです）
 
６．Thresoldツマミを設定し安定したハム音がスピーカーから出るようにする
 
７．Target Conductivity ツマミをLow設定　（金の場合は高音を出します）
 
８．Frequency ツマミを正午12時の位置にする　（影響を受ける場合は少し調整する）
 
９．ループコイルを左右に動かして探知作業を開始してください

仕　様